アルバイトなのに業務請負契約させられた

スポンサーリンク

春先はアルバイトを始める人も多く『この契約書は大丈夫でしょうか』と、契約書の画像付きで送られてくることがあります。それで契約書を見てみると、焼き肉屋でのアルバイトなのに『業務請負』 契約になっているケースもあります

通常アルバイトであれば社会保険への加入や各種手当・交通費の支給などの福利厚生の対象となるが、あくまで個人事業主として業務を請け負う『業務請負』契約では、それらはない。残業代などが発生しないばかりか、万が一事故が起きた場合など、責任の所在が曖昧になるおそれがあります。

塾の講師などが〈授業を自分の裁量で行う〉というような場合には「業務請負」契約が用いられることがありますが、大学生がアルバイトとしてやるような仕事で『業務請負』のものはほとんどないはずです

実際に塾講師として業務請負で働いている大学生から、「生徒が全員帰るまで何時間も待機させられ、清掃の業務をしなければ帰れない」という相談が寄せられることもあります。

LINEで24時間無料で相談出来る「無料労働相談ステーション」を用意しています。お気軽にご相談下さい

この事例は相談担当をしている今野衛さんが、弁護士JPニュースから取材を受けたときの話した内容です。

タイトルとURLをコピーしました