就活時に必須なワークルール

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労働トラブルQ&A

就活するときは必ず覚えておきたいワークルールです。これらを知っているかいないかでブラック企業回避能力と対応能力が大きく変わります。

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固定残業代(みなし残業代)

求人情報に
月収25万(基本給17万+固定残業代8万(40時間分))といった感じで固定残業代みなし残業代といった言葉が入っていたらその企業は避けたほうが良いです。
長時間労働&サービス残業の可能性が非常に高いです。さらに年収も低いです

固定残業代を避けるべき理由① だいたい給料低い

固定残業代というのは上の例でいうと毎月40時間分の残業代を払いますよ!という意味です。つまり上の例の職場の給料は月収17万円それに加えて毎月40時間は残業させられるから、その残業代8万を足して、月収25万ですよといってるだけなんです。月収25万につられたら相手の思うつぼです。

固定残業代を避けるべき理由② サビ残の可能性が高い

固定残業代は、よく残業代が定額なんだと間違われることが多いです。
実際は違います。もし40時間分の固定残業代が設定されていたとして、その月に60時間残業したのであれば、その差である20時間分の残業代を支払う必要があります。そして残業が40時間に満たなくても40時間分払う必要があります。これらを払わない企業がめちゃ多いんです。まあ、見かけの給料高く見せて人を吊り上げようとしている企業ですからね、想像は付きますよね。

固定残業代を避けるべき理由③ 長時間労働

40時間分の固定残業代が付いていた場合、一日の残業時間は平均2時間です。
通勤が片道1時間だとしたら
通勤往復2時間+仕事8時間+休憩1時間+残業2時間+サビ残?=13時間+サビ残時間です
寝る時間7時間引いたら、6時間しか自分の時間ありません。さらにその6時間もサビ残で消えていきます。これが毎日、定年までって、、結構きついですよね。普通の残業と違って固定残業代の職場は残業時間が常に一定時間あるということを頭にいれる必要があります。

週休2日と完全週休2日の違い

言葉の意味を勘違いすると大きな悲劇を引き起こすのが、この休日
完全週休2日制と週休2日制の違いだけは必ず覚えてください!

週休2日制

月に1回以上、週2日の休みがある。 
例を挙げると、毎週日曜日休み、月に一回だけ土曜日も休み
これが週休2日制。年間休日数は60日~

仮に有給消化率が高くても根本的に休みがめちゃくちゃ少ないので注意が必要

完全週休2日制

就職するなら完全週休2日制のところが絶対おすすめ
毎週2日の休みがある。一般的なのは毎週土日休みで、この場合年間休日数は104日
祝日や年末年始、お盆に連休がある場合は年間120~130日休み
サービス業などの場合は火、木休みだったりする場合も
休日日数もしっかりチェックしましょう!

内定は自由に取り消せない

内定は 始期付解約権留保付の雇用契約 と考えられています。
はあ??と思う人しかいないと思うので解説すると

内定=労働契約(企業に雇用されてる状態)と考えられているので
内定取り消し=解雇と同じ扱いになります。
 

日本では解雇に関しては厳しい条件(整理解雇の4要件)があるので、よほどのことがない限り、内定取り消しは違法であるパターンが多いです。泣き寝入りせず、すぐに相談先に連絡することをお勧めします。

内定を取り消されてしまうパターン

卒業できなかった

単位不足で卒業できなかったり、退学になってしまうと内定は取り消されてしまいます。単位やばいと思ったら早めに会社に連絡を入れましょう。企業によっては、待ってくれたり、通学と仕事を両立できるよう配慮してくれるとこともあります

就職に必要な手続きをしなかった

内定をもらった後、入社するまでには色々なやりとりが必要です。それらをすべて無視していたら企業がこの人は入社する意思がないと判断するのも当然です。

身分を偽った・社会的にまずいことをした

学歴や経歴、資格を偽っていたことが判明した場合は取り消されます。というか犯罪行為です。

企業の経営状況が本当にヤバいとき

整理解雇の4要件に当てはまるくらい企業の経営状況が追い込まれていた場合は、内定取り消しされる可能性があります。

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